いつものレコード部屋でコツコツ執筆中の、ロック小僧ですよ。
今回のレコードは、 Lemonheads(レモンヘッズ)の「Hate Your Friends」をレビューするぜ!
<初期>と<中・後期>で音楽性の異なる、非常に面白いロックバンドだ。
Lemonheads(レモンヘッズ)とは。
Lemonheadsは、アメリカのオルタナティヴ・ロックバンド(1986~1997、2005~)。
中心人物のイヴァン・ダンドは、ルックスの良さと温かく甘い歌声で、1990年代初頭にティーンエイジャーのアイドルとして人気を得た。
(中略)2006年9月26日には、Vargantというレーベルからアルバム『The Lemonheads』をリリース。このアルバムには、ダンドに加えてディセンデンツのメンバーとしても知られるカール・アルヴァレス(ベース)とビル・スティーヴンソン(ドラム)が参加し、更にガース・ハドソン(元ザ・バンド)やJ・マスシス(ダイナソーJr.)もゲスト参加した。
引用:Wikipedia
上記のように、再結成後のアルバムにはパンク/オルタナティヴ・ロックの大物達がゲスト参加している。
そんなLemonheadsもまた、オルタナティヴ・ロックバンドの代表格の一つだ!
「Hate Your Friends」は、Lemonheadsのハードコア・パンク期の名盤だ!
デビューアルバムである「Hate Your Friends」(1987)は、「オルタナティヴ・ロックバンドとして、90年代に人気を博する以前」にインディーズ・レーベルからリリースされたものだぜ。
まずは、ジャケットの「物騒なモノを持った少年」の写真が非常に印象的だ!
中期・後期の作品と異なり、「ハードコア・パンク」の香りを感じさせる、非常に面白い仕上がりとなっている。
とはいえ、90年代オルタナティヴ・ロックバンドとしてのLemonheadsへ繋がる要素が、ふんだんに散りばめられているわけ。
そこがまた、非常に魅力的だ!
とてもカッコいいアルバムだぜ!!!
因みに、「90年代のLemonheads」は、例えば、こんな曲をやっている…
Confetti
「It’s a Shame About Ray」(1992,5th)に収録。
Vo.イヴァン・ダンド(Evan Dando)。
このメロディに対しての、このクールな歌唱のバランス。
堪らない「香り」の演奏。極上の、オルタナティヴ・ロックだ。大好物!
名盤。Lemonheads「Hate Your Friends」収録曲のYouTube動画!
オルタナティヴ・ロックバンドとしてのLemonheadsも、勿論かっこいい。
しかし、デビューアルバム「Hate Your Friends」(1987)は、ハードコア・パンク的姿勢の楽曲満載!
このLemonheadsも激烈にかっこよくて、アドレナリンが「どばっ」と大放出だ!!!
Sneakyville
2ビートで疾走!「ハードコア・パンク」的リフの大爆発!
終盤のリフの変化で揺さぶられる!カッコいい!大興奮!
この曲は「その後のLemonheadsへ繋がる香り」は少なめだと感じる。
がっつりハードコア・パンク!
Fucked Up
ポップセンスがキラリと光る、素晴らしい哀愁パンクだ!
このポップセンス、その後のLemonheadsへ繋がる要素が感じられる。
たった1分に凝縮された堪らない楽曲展開。凄い曲だ!感動!
Glad I Don’t Know
この曲となると、Evan Dandoのエモーショナルな歌唱が覚醒!
その背後のサウンドは、「90年代のLemonheadsのものとは違い」、物凄くラウドだ。
この感じが、俺を堪らない気持ちにさせてくれる。
かっこ良すぎ!!!
I Like To
1分弱(!)の衝撃!
先程の「Glad I Don’t Know」よりも、ハードコア・パンク色の強い楽曲だ。
それでいて、その後の極上オルタナティヴ・ロックバンドに変容していく流れをしっかりと感じる1曲だ!
まとめ
今回は、Lemonheadsの「Hate Your Friends」を再び聴いてみたぜ!
・オルタナティヴ・ロックバンド化していく過程だからこそ、生み出されたであろう「ひと味違ったハードコア・パンク」を聴くことが出来る「名盤レコード」だ!
・男のレコード部屋に、是非置いておきたい1枚だ。
俺が持っているのは、CD盤なんだが、改めてLP購入決定だ!!!
是非、大音量で聴いてみてくれよなっ!
次は、何を取り上げようかな?
では!
※2018年10月26日に公開した記事ですが、必要な文言などを追記、その他の部分も修正。2018年11月9日に再度公開しました。
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